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やっちまったよ…
先ほど宣言したように書かせて頂きます、夢小説。
嫌いな方申し訳ありません。
お相手は遙かなる時空の中で3のべんべんこと武蔵坊弁慶です。
主人公の名前変更はできませんがそれでよろしければ読んでやってください。
※微エロやもしれません
目を覚まして初めに見たものは黒い布だった
おかしい…
何がおかしいのかといえば私の寝た布団は白かったということだ
しかし目の前に広がるのは黒い布
なぜ私はこのような歪な形の堅い黒い布を抱きしめているのだろうか
歪…?堅い…?
確かに歪で堅い、そしてあたたかい
安心するあたたかさ、好きな熱
愛しい人(そんなこと口が裂けても絶対に言わない)に似た香り
そこまで考えても寝起きの頭は答えを出さず
またゆるゆると眠りに誘われる
「あぁ、起きたのですか」
覚醒させたのは聞きなれた甘い声(こんなことも絶対に言わない)
「なっ、弁慶!」
気が付くと弁慶の腕の中抱きかかえるように横たわる自分の身体(何故)
がっちりと弁慶の身体抱きしめている自分の腕(何故!)
「なんでお前が此処に」
「失礼ですね、君が抱きしめて離してくれなかったのに」
覚えていないのですか?と小首を傾げて問うてくるこの目の前の男から
逃げようと必至に暴れるが決して離れない身体
「放せ」
「嫌です」
「は?」
「君から抱きついてきたのに、どうして僕は命令されなくてはいけないのでしょう」
至極楽しそうな満面の笑みのこの男を殴りたくなってくるが
そんなこともこの男には読まれているような気がしてならない
しかもこの男は正論を言うのだ
…記憶はないが
「…放して下さい」
「嫌です」
「なっ」
間髪入れずに帰ってきた拒否の言葉
その言葉に驚いている間に布団へと押し倒されている自分の身体
笑顔のま上から影を落すまるで女のような整いすぎた史実とは違いすぎた武蔵坊弁慶
布団が冷たいなぁとか今日もいい天気だなぁとか現実を逃避しつつ
これから目の前の男が何をしようとしているのか解りたくもないのに
解ってしまい、冷や汗を流すのは間違えもなく自分、如月 夜巳である
「弁慶…」
「四半刻」
「?」
「四半刻、君に煽られていたのです、責任とってくださいね」
「煽ってなんかいないし、お前が勝手に入ってきたんだろう」
「昨夜、『起こしてほしい』と言ったのは何処の何方でしたっけ」
「…何処の何方だろうな」
「では」
暴れようにも上にいるのはどんなに女顔でも列記とした男である
弁慶には敵わず、何か言い訳を必至に考えるもその男には似つかわしくない白い指が袷から入って肌を撫ぜるので考えがまとまらない。
それでも嫌だ嫌だど暴れていると不機嫌を露わにした男の指が肌から離れていく
「そんなに、暴れないでください。
暴れる君を抱くのもそれはそれで乙ですが。
何故です?嫌いではないでしょう。何か用事でもあるのですか」
この男は何を言い出すのかと思えば何か言葉が何か引っかかる
用事、用事…用事
「そう用事だ、用事がある。
今日は望美と、九郎と買い物…」
「へえ、九郎と買い物ですか」
それは楽しそうですねと笑い声で話すが顔が笑っていない
まずいと思った時には時すでに遅し
離れたと思っていた指はさらに奥へと侵入し、敏感な所を撫で上げる
「ひぁっ」
「随分余裕があるようですね、この状況で僕以外の男の名を口にするなんて」
「まっ…やぁっ」
「九郎の代わりに僕が君の相手をしますよ。
今日一日中」
悪魔の囁きが聞こえたと思えば考えることができなくなる
今日一日この悪魔から離れることはできなさそうだ
約束の時間になっても現れない夜巳を探しに望美が屋敷へとくると
会えたのは夜巳ではなく、普段と変わらない弁慶だった
「弁慶さん」
「おや、望美さん。今日は」
「弁慶さん、夜巳見ませんでしたか?
一緒に買い物行く約束していたんですけど」
「夜巳さんですか…実は夜巳さん風邪を召してしまったようで
熱もあるみたいなんですよ。今日一日安静にしていれば大丈夫だと思うのですが」
完璧な笑顔で言い放つ弁慶を正面から見据えるのは最強の龍神の神子
春日 望美
伊達に癖だらけの八葉を従えてはいない
笑顔の弁慶に望美も満面の笑顔で返す
「風邪…ですか。
じゃあ、仕方がありませんね。
弁慶さん、夜巳に近づかないほうがいいですよ」
「夜巳さんも残念がっていましたよ」
「じゃ、私は行きますね。夜巳に近づかないで
夜巳にお大事にって伝えてください。」
「はい伝えておますよ」
噛み合っているような噛み合っていないような会話を交わす二人
しばらくしてくるりと軽い足取りで踵をかえす望美
2,3歩あるいたところで、あっそうだ とわざとらしく振り返る
「弁慶さん、次はありませんからね」
じゃと玄関に消えていく望美を見送って大きくため息をはく
「さすがに望美さんは騙されてくれないか、ねぇ夜巳」
襖を開けて中へと言葉を投げかけると
そこには泣きはらした目で睨みつける布団に包った女性
「望美さんには近づくなと言われたのですが、一日君の相手をすると
約束しましたから。ちゃんとお相手しますよ。
一日中」
【2007/09/30 19:10】
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